Commentarius Saevus

 男もすなる…(以下省略。)

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2008,8,7 授業計画案
2008,8,6 ぽーにょぽーにょぽにょ♪
2008,8,5 'Ally, what makes your problems bigger than everybody else's?' 'They're mine. '
2008,8,4 Oops, I didn't know I couldn't talk about you
2008,8,3 Careless Love
2008,8,2 死にそう。

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授業計画案 2008,8,7
 英語教育プログラムのほうに、英語教授法の授業の最終レポートして「音楽を用いた英語授業案」の教案を提出しなくちゃいけないので(プレゼンをそのテーマでやったもんで)、今朝から実行されるわけでもない架空の教案を必死に書いていた。ところが教案なんて書いたことないし(前回指導教員にお会いした時に、「英語教育プログラムで先学期はTAが一コマ教えたんです」と言ったら先生に大変びっくりされたのだが、当たり前である。D1ぐらいで教案なんて…)、どう書いても4000字〜8000字ぐらいになりっこない気がしたので、結局1学期12回の予定ですっごく具体的な計画をたててみた(「どんな教材でどう評価するかも書け」ということなので)。これ、実施するわけでもないのに…

 …で、以下が私が考えた教案の日程一覧。こんなろくでもない授業を受けたい人はいないと思うのだが、ご意見のある方はこちらにどうぞ…



・授業計画
1回目…オリエンテーション
 授業内容を学生に説明し、耳慣らしとして一曲歌を聴かせる。
導入の曲としては、2008年度入学の1年生の大半が生まれた年であるはずの1989年のアメリカビルボートナンバーワンヒット、バッド・イングリッシュの‘When I See You Smile’を予定。歌詞と訳詩を配り、この程度の曲を覚えて歌うと解説。

2回目…耳慣らしと洋楽入門。
 ビートルズの曲を聴き、訳してみんなで歌ってみる。正確な発音ができるようCDを何度も聴いて、英語を音のかたまりとして口に出せるよう訓練する。
使用する曲としては、比較的テンポのゆっくりした‘All You Need Is Love’を想定。 宿題としてビートルズをはじめとした代表的な英語の曲を何曲かLLラボに預けておくので、予習として学生に各自聴いてもらう。
また、最後の五分程度で、好きな英語の曲や、何を歌いたいかについてアンケートを実施。

3回目…コーラスの練習。
 ポップスをコーラスにして歌うグループの代表的な例であるYoung@Heartのビデオをいくつか見せ、そのレパートリーの中から英語カラオケの定番曲、‘I Will Survive’を二つのパートに分かれて歌ってみる。グロリア・ゲイナーの元のヴァージョンも聴くが、多少テンポが早くて初心者には歌いにくいので、ゆっくりめのYoung@Heartのヴァージョンを主に参考にする。
 その後、教員から「課題曲一覧」のリストを配布。また、来週までに、リストにある曲以外で自分が歌いたい曲を最低5曲リストアップしてくるよう、学生に連絡する。ジャンルは問わないが、ラップは難しすぎるので基本的に不可とする。最終テストは「課題曲一覧」の中から1曲、及び自由曲1曲を用いて行う。

4回目…歌詞のディクテーションの練習。
 授業の最初に、先週連絡しておいた歌いたい曲5曲のリストを提出してもらう。
その後、歌詞のディクテーションの練習。テンポがゆっくりしており、発音もわかりやすいフランク・シナトラの‘Come Rain or Come Shine’を課題として使用し、各自がLLブースで歌詞の書き取りをする。
 答え合わせと簡単な翻訳の後、ボブ・ディランの‘Blowing in the Wind’の歌詞を配布し、再来週までに詩を訳してくるように学生に言う。
 また、再来週は小テストであると連絡する。小テストはグループ歌唱なので、クラスを4つに分けて、今まで習った歌を練習しておくように連絡する。

5回目…訳詩の練習。
 前回の宿題、ボブ・ディランの‘Blowing in the Wind’の訳詩について、クラスをいくつかのグループに分けて比較させる。訳語の正確さだけではなく、テーマは何かなどといったことについても議論させる。
議論の結果を発表させ、詩の内容や文法についての質問などを受け付け、難しい部分は確認する。また、脚韻についてもきちんと理解させる。

6回目…コーラスの小テスト。
 各グループごとに今まで習った‘All You Need Is Love’、‘I Will Survive’、‘Come Rain or Come Shine’、‘Blowing in the Wind’の中から一曲選び、歌詞カードを見てもよいので最後まで歌う(ただし、歌詞カードを見ないで歌えた者はより点がよくなる)。発表はクラス全員の前で行う。
小テストの後、最後の発表では何を歌うか、課題曲のリスト及び四回目の授業で提出してもらったリストにのっとって決定。この時、自由曲に関しては、できるかぎり汚い言葉が含まれず、単純すぎない歌詞のものを選ぶよう指導する。
 自由曲に関しては、9回目の授業までに訳詩を作成、提出するよう連絡。また、最終課題の発表は3回に分けて行うので、発表の順番を決定。1人あたりの持ち時間は10分とし、1回の授業で7名が発表を行う。
 U2の‘The Ground Beneath Her Feet’の歌詞を配布し、再来週にこの詩を使って歌詞の暗記テストを行うと連絡。

7回目…訳詩と暗記の練習。
 インド出身の作家、サルマン・ラシュディが書いた詩にアイルランドのロックミュージシャンであるボノが曲をつけた、U2の‘The Ground Beneath Her Feet’をとりあげ、詩の解説を行う。この曲は短くてすぐ解説が終わると思われるため、ラシュディの経歴やU2の出身国であるアイルランド問題などをからめつつ、ポップミュージックと英語文学の結びつきについて簡単に触れる。

8回目…小テスト2回目。
 'The Ground Beneath Her Feet’の歌詞書き取り。
 その後は、自由曲及び課題曲に関する質問受付・練習。コーラスで発表したいという学生、楽器を持ち込みたいという学生に関しても相談を受け付ける。
9回目…自由曲及び課題曲の練習。

10回目…発表一回目。基本的に歌詞は暗記し、正確な発音で歌うことを目指す。

11回目…発表二回目。

12回目…発表三回目。


○課題曲教材リスト案 (括弧内は授業上の狙い)

ビートルズ ‘Yesterday’ (不定詞、程度を表す言い方)
ビートルズ ‘A Hard Day’s Night’ (現在完了の用法)
ビートルズ ‘Help!’ (現在分詞の用法)
ジョン・レノン ‘Imagine’ (‘imagine’の使い方)
スプリームス ‘You Keep Me Hangin’ on’ (命令法)
カーディガンズ ‘Been It’ (現在完了の用法、北欧の英語)
ジョン・デンバー ‘Take Me Home, Country Roads’ (仮定法、‘remind’の用法)
テスラ ‘Signs’ (詩語と俗語)
レディオヘッド ‘Black Star’ (‘be to’の用法、特殊な単語の意味推測)
ボン・ジョヴィ ‘Livin’ on a Prayer’ (前置詞)
グリーン・デイ ‘Minority’ (前置詞)
クリスティーナ・アギレラ ‘Beautiful’ (条件節)
キンクス ‘Lola’ (脚韻)
クイーン ‘We are the Champion’ (イディオム)
ガンズ・アンド・ローゼズ ‘Sweet Child O’ Mine’ (比喩の使用)
ディクシー・チックス ‘Good-bye Earl’ (語りの技術)
マドンナ ‘Like a Prayer’ (学生が生まれた年のヒット曲)
カーペンターズ ‘Close to You’ (はっきりした発音の習得)
フランク・シナトラ ‘Fly Me to the Moon’ (はっきりした発音の習得)
アバ ‘S. O. S’ (北欧の英語)
ビョーク ‘Bachelorette’ (アイスランドの英語)
セリーヌ・ディオン ‘Because You Loved Me’ (フランス語話者の英語)
イーグルス ‘Desperado’ (アメリカ西海岸の英語)
トキオ・ホテル ‘Monsoon’ (ドイツの英語)
椎名林檎 「茎〜大名遊ビ編」(日本の英語)


ぽーにょぽーにょぽにょ♪ 2008,8,6
 三日間のひきこもり生活に終止符を打つべく、今日は水曜日なので出かけて『崖の上のポニョ』を見てきた。とりあえず周りが子供ばかりだった。もう夏休みだもんな…


 …で、内容なのだが、絵はたぶんすごくいい。アニメほとんど見ないもんでクオリティがいまいちわからないのだが、海の世界と陸の世界をちゃんと描き分けてるとことか、少なくとも『ゲド戦記』よりはずっといい。でもストーリーがちょっと…


 まず、私は子供の頃から『人魚姫』の話が全然好きじゃなかったので、そのせいでどうも楽しく見れなかった。『ポニョ』はとにかく陰惨でいやらしいアンデルセンの『人魚姫』よりはだいぶマシなのだが、それでもかなり見ていて「これはないだろう」というところがあった。

 まず、ヒロインである魚の妖精が、海の中では「ブリュンヒルデ」という名前であるらしいのに、人間の宗介に「ポニョ」という名前をつけられてそれをそのまんま嬉々として受け入れちゃうあたりが大変気に入らない。「ブリュンヒルデ」というのは北欧神話に出てくるワルキューレの名前で、戦死者を運ぶ猛々しい乙女なのだが(最後は父親のオーディンに背いたせいで幽閉され、ジークフリートと結婚することになる)、それに比べて「ポニョ」なんていうかわいらしい、言ってみれば人間界に入るための「源氏名」をつけるのは、なんというかヒロインの「家畜化」(domestication)を象徴しているみたいで非常に嫌だ。『千と千尋』では異界で奪われた名前を取り戻すことが中心的なプロットだったし、『ゲド戦記』だってもともとは「まことの名前」に関する話で(息子が思いっきり意味不明にしてくれたが)、命名の問題は宮崎アニメの一大モチーフなのではないかと思うのだが、『ポニョ』では命名に対する態度があまりにも安易すぎる。


 …で、それからこれは「人魚姫」のプロット自体の問題なのだが、私がいつも思うのは「なんで女はいつも男のために人間にならなきゃならないんだ?」ということである。『ポニョ』では人間界から海の世界に入った藤本という男がいて、この男が海の女神との間に作った子供がポニョなのだが、ポニョは父親の努力も空しく男のために人間になってしまう。これってたぶん世界のどこにでもありそうな、「娘を嫁にやるのが嫌だ」という父親の気持ちを表す展開なのだろうが、娘のほうは「父の掟」から逃れても結局夫の世界に同化するだけである。これってほんとに保守的な展開だよな…例えば「宗介が魚になる」という展開だってあり得たはずなのに、その可能性が全く浮上してこないのが私は気に入らない。『もののけ姫』とかはそのへん自覚があって、サンは結局人間に同化できないのだが、それに比べるとポニョはえらく楽観的で後退してると思う。


 あとひどいなと思ったのは、これは五歳の子供同士の話だってことである。宗介は幼稚園でモテモテだし老人ホームのおばあちゃん方にも大人気なのだが、それなのにポニョを人間にするため「僕がポニョを守る」とかなんとか、心変わりしないことを海の人たちに約束させられる。たった五歳で自然の掟によって一生貞操を守ることを強いられるとは、全く恐ろしくモノガミー至上主義な展開(?)である。宗介もたぶんお父さんと同じで船乗りになるのだと思われるが、宗介のお父さんがほとんど陸に戻ってこないせいでお母さんははっきり言って精神がヤバくなっており(育児ノイローゼでなきゃあんな危険運転をしたり、子供の夕食をインスタントラーメンですませたり、津波警報が出てる中子供を置いて出かけるわけがない)、それを考えると全くポニョと宗介の未来は暗澹たるものである(!)。


 …と、いうことで、『ポニョ』はフェミニスト的には見ていてかなり不快になりそうな作品だった。まあ、見たときの私の精神状態のせいなのかもしれないが…


'Ally, what makes your problems bigger than everybody else's?' 'They're mine. ' 2008,8,5
 昨日一日'Looking for a New Love'と'You Keep Me Hangin' On'と'I Will Survive'と'These Boots Are Made for Walkin''をひたすら聴きながら怒っていた。怒ると室温が三度ぐらいは上がるので環境によろしくない。ちなみにうちの側を首都高速が通っているのだが、火災が消えないのは私が怒って気温が上がったバタフライ効果のせい…ではないに違いない。三日間家から一歩も出ずに怒ったり自己批判していたせいで今日はたいへん元気(?)である。


 で、三日間自己批判した結果、私がいつも失敗するのはフェミニストにあるまじき無意識のマッチョ崇拝とローカリストにあるまじき内面化された植民地主義のせいで、徹底的にそれを叩かないとまた失敗するだろうという結論に達した(←やれやれ、なんの話をしてるんだかわかりゃしない)。


 …で、下の写真は内面化された植民地主義をやさしく取り除いてくれそうな(←意味不明)中士別産メロン。もちろんオレンジ果肉!


Oops, I didn't know I couldn't talk about you 2008,8,4
 本日の捨てたくないゴミ、ではなく管理人は、本当は論文を直さなきゃならないのに全然やる気が起きず、一日(今日付が変わったところ)激怒と号泣発作とどういうわけだかマーガレット・サッチャーが出てくるわけのわからない妄想(なぜだ?)にとっかえひっかえ悩まされており、まったく薄汚いロマンティックラヴイデオロギーの分際で私の貴重な精神的リソースを食い荒らしやがって、覚えてろよ…。


 なんというか、本当は私の言論の自由と基本的人権についてすごい勢いで訴えたい気分なのだが(?)、胴体着陸できるだけのリソースすら残ってなさそうなので、やめておく。


Careless Love 2008,8,3
 おとぎ話を一つ。昨日の17:45、渋谷マークシティのエスカレータ下で、携帯電話でボロ泣きしながらとある殿方と別れている女が約一名おり(一昨日まで携帯電話が壊れてて電話できなかったのだが、たまたまその日新しい換えの電池パックが届いてしまったため電話ができたのである)、泣いたせいで全くひどい顔になっていたのだが、電話を切った五分後にはちゃんと元の顔と人格を着て、にっこり笑って先輩の送別会の幹事さんをつとめた、ということにしておこうと思う('Cause I am Woman, W-O-M-A-N, Say it again!!!)。


 …で、送別会は渋谷の権八で行われたのだが、ここはビルの14階で、個室だったのだがすっごく景色が良く(ライトアップされたお洒落な小庭がついてて、夜景が大変きれい)、食べ物もおいしかった。で、今日は先輩の送別会なので主賓を前に暴言を吐いたりしないようにしよう…と思っていたのだが、結局開始15分で我慢できなくなって「10分前に別れたんです」と言ってしまった、らしい(主賓ごめんなさい…)。その場にいたのは一応全員女性で、比較的親しい人ばかりだったので、皆さん「とにかく食べましょう!」「今日はお酒にすれば?」などいろいろ慰めてくれた(全く、美しい友情である。これは皮肉じゃなく本気で言ってる)。全員お酒を飲まない人だったのだが、その後11時過ぎまでお菓子を食べつつガールトークに花を咲かせ、一滴も飲んでないのに数人で「新しい彼氏をさっさと見つけましょう!まだまだこれから先がある!」などと渋谷のカフェで気炎をあげていた、らしい。

 …で、この幹事をやってた人は、家に帰ってから別れた相手のブログをブックマークから完膚無きまでに消去したりしつつ、ボロ泣きしてから寝るらしい。

 これがおとぎ話の結末である。

死にそう。 2008,8,2
 もう死にそう…でも五時半までには人間の女になって復活しないと…

キクマルに会う 2008,8,1
 とりあえず一部の原稿は片づけ、後回しでよいものはあきらめて(!!!)駒場に来た。そしたらなんと久しぶりにキクマルちゃん(←必見。駒場のアイドル)発見!「あらー、キクマルちゃん!」と長谷川先生そっちのけで(←無礼)キクマルちゃんとお話しした。なんと最近朝日新聞にのったらしい。


 で、飲み会までまだ少し時間があったので、駒場博物館で「進化論の世界」展を見た。本物の擬態カマキリとかがいてびっくりした。しかも、悲しいことにすでにこの世にはおいでにならないニホンオオカミの剥製も来ていた。うーん、同じイヌの仲間として(?)日本にもう狼がいないのは悲しいなぁ。どっかの山奥にこっそり生息していたりしないんだろうか。私はツチノコやヒバゴンよりもニホンオオカミにいてほしいんだけど。



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